2021.11.11

自分のルーツに向き合い、自分の学問をする : 浜田寿美男著「心理学をめぐる私の時代史」書評


浜田寿美男著「心理学をめぐる私の時代史」を読みました。本書は、発達心理学者でありながら、法心理学の扉をひらいた浜田寿美男さんの自伝です。




それまでのわたしは、浜田寿美男さんといえば

・「ピアジェとワロン」などの著作で両者の発達論を解説なさっていたり

・現象学的な立場に立ちながら「わたしの形成プロセス」を論じられた方で

・のちに多くの冤罪事件に心理学的なアプローチで自白の信憑性を問題提起なさっておられたな

という認識でした。
しかし、わたしは、その「背後にあるもの」・・・すなわち、浜田さんが、なぜこのような研究を志していたのかを知りませんでした。

本書は、浜田さんが「なぜ」そのような研究を志向していったのかを考察しま…

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