2020.04.08

ルポルタージュ:オンラインで「大学教育研究フォーラム」に参加して


ジャーナリスト友野伸一郎の「教育見聞録」(12)

中止や延期ではなく、オンラインで開催!

例年であれば、京都大学で700人を超える人を集めて開催されるはずであった「大学教育研究フォーラム」(主催:大学教育研究フォーラム実行委員会、共催:京都大学高等教育研究開発センター、京大オリジナル株式会社、協賛:学校法人河合塾 教育研究開発本部、関西地区FD連絡協議会)。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにオンライン開催となった。他の大学関連のイベントが延期や中止になる中で、当フォーラムも延期か中止だろうと思っていたのだが、関係者の尽力で、ともかくも開催されることになったため、私も自宅の仕事部屋からのフォーラム参加となった。主催者の話では、今年も約500名の参加があったらしい。

当フォーラムで用いられたのはZoomとYouTubeのライブ配信である。メインのシンポジウムではYouTube、参加者企画セッションではZoomを使って主催者から配信が行われた。一方、個人研究発表の方は、参加者の自主性に任されたが、2件はYouTube、それ以外ではZoomを使った人が多く、双方向性のあるフォーラムとなった。

余談だが、筆者は15年ほど前に某経済誌の仕事でテレビ会議システムについていくつものメーカーを取材したことがある。当時のテレビ会議システムは高価な専用の機器が必要とされていた。しかし、今回はじめて自分でZoomを使用してみて、パソコンやスマートフォンで簡単にテレビ会議が実現できることに隔世の感を抱いた。

今後、新型コロナウイルスの感染拡大の状況によっては、多くの大学や高校・中学校等でオンライン授業の導入が急がれることになろう。その意味でも、今回の大学教育研究フォーラムのオンライン開催は多くの参加者に大きな啓発の場を提供したのではと思う。

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